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🏗️「形だけ」の検査は無意味!実荷重試験でしか見抜けないクレーンの隠れた欠陥

クレーンの年次自主検査において、最も手間とコストがかかるのが**「荷重試験」**です。そのため、「定格荷重いっぱいの重りを用意するのは大変だから」と、軽い荷重で済ませたり、書類上の確認だけで終わらせたりしたくなる誘惑があるかもしれません。

しかし、天井クレーンのスペシャリストとして断言します。「実荷重(定格荷重相当の重り)」を吊らない検査は、安全の証明にはなりません。

今回は、なぜ実荷重試験が絶対に省略できないのか、その技術的な理由を解説します。

1. ブレーキの「滑り」は重さをかけないと分からない

クレーンの巻上げブレーキは、経年劣化や調整不良により、制動力が低下します。しかし、空荷(何も吊っていない状態)や軽い荷物では、ブレーキは何の問題もなく効いているように見えてしまいます。

定格荷重(100%の負荷)をかけた瞬間に初めて、「ズルズルと荷物が下がってくる(滑り)」現象が発生します。実荷重試験を行わないことは、この「ブレーキの限界」を確認せずに使い続けることを意味し、落下事故の最大のリスクとなります。

2. 構造体の「たわみ」と「きしみ」を聴く

クレーンのガーダー(桁)や接合ボルトは、最大荷重がかかった時に最もストレスを受けます。

  • 異常なたわみ: 設計以上にガーダーが沈み込んでいないか。
  • 異音の発生: 荷重がかかった時だけ、溶接部やボルト接合部から「きしみ音」や「破断音」がしないか。

これらは、実際に重さをかけなければ決して発見できない、構造的な欠陥のサインです。

3. 過負荷防止装置の「実動作」確認

過負荷防止装置(オーバーロードリミッター)が、設定値通りに正確に作動するかを確認するためには、実際に荷重をかけてリミットを作動させる必要があります。電気的な信号チェックだけでなく、物理的な荷重に対する反応を見てこそ、最後の安全装置としての信頼性が担保されます。


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