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❄️ 冬の冷え込みに注意!「低温」がクレーンの金属構造に与える意外な影響

冬本番を迎え、氷点下に近い冷え込みが続く日も増えてきました。この時期、クレーンの故障で特に注意が必要なのは、オイルの固着だけではありません。

実は、クレーンの本体や部品を構成する「鋼鉄(金属)」そのものも、極度の低温下では性質が変化し、破損のリスクが高まることをご存知でしょうか。

私たち有限会社甲新クレーンが、冬場の安全管理において知っておくべき「金属と温度」の関係について解説します。

1. 「低温脆性(ていおんぜいせい)」とは?

多くの金属材料、特にクレーンの構造に使われる鋼材は、温度が著しく下がると、粘り強さ(靭性)が失われ、ガラスのように「脆く(もろく)」なる性質があります。これを低温脆性と呼びます。

  • 衝撃に弱くなる: 通常であれば、過度な負荷がかかった際に金属は「しなる」ことで衝撃を吸収しますが、極低温下ではしなりにくくなり、急激な衝撃に対して**「パリンと割れる」ような破壊**が起きやすくなります。
  • 溶接部や傷に注意: 特に溶接の継ぎ目や、長年の使用でついた微細な傷(クラック)がある箇所は、低温下で応力が集中しやすく、そこから一気に亀裂が進行する危険があります。

2. 冬の始業時に実践すべき「リスク回避」

氷点下になるような朝一番の作業では、以下の点に留意することで、クレーンの構造を守ることができます。

  • 急激な負荷(ショック)を避ける: 金属が冷え切っている状態で、荷物を勢いよく吊り上げたり、急ブレーキをかけたりすると、構造体に強い衝撃が伝わります。**「ゆっくりと荷重をかける」**操作を徹底してください。
  • 暖機運転による「馴染ませ」: 減速機やモーターの暖機運転を行うことで、間接的に周囲の構造体にも振動や熱が伝わり、極端な温度差による歪みを緩和させる効果があります。
  • 異音の早期発見: 冷え込みが厳しい日は、金属の収縮により、普段は聞こえない「きしみ音」が発生することがあります。少しでも違和感を感じたら作業を止め、目視点検を行う勇気が事故を未然に防ぎます。

3. 吊り具(シャックルやフック)への影響

クレーン本体だけでなく、屋外に放置されがちな「吊り具」も同様です。冷え切ったシャックルやワイヤーは通常時よりも衝撃に弱くなっていると考え、慎重に取り扱う必要があります。


🏋️ 冬場の安全確認も【有限会社甲新クレーン】にお任せください

冬の厳しい環境下でも、クレーンが正しく性能を発揮できるかを確認するために、荷重試験は重要です。

  • 【最大350tまでの大型試験に対応】 小規模から大型クレーンまで、最大350tまでの荷重試験に必要なウェイトを、自社保有在庫から迅速に手配いたします。
  • 【薄型ウェイトが実現する現場の安全】 低重心・薄型設計により、吊り上げ時の荷振れと荷崩れリスクを極限まで抑制します。
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荷重試験の確実な実施は、ぜひ甲新クレーンにご相談ください。

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