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🛠️見落とされがちな長寿命化の秘訣!天井クレーン「ワイヤーロープの給油」の重要性

天井クレーンを構成する部品の中で、ワイヤーロープは最も摩耗が激しく、交換頻度の高い消耗品です。ワイヤーロープの寿命を最大限に延ばし、安全性を保つために極めて重要なのが、**「適切なタイミングでの潤滑(給油)」**です。

多くの現場では、ロープの交換時期が来るまで給油を怠りがちですが、これはロープの寿命を不必要に縮め、突発的な破断事故のリスクを高める行為です。

私たち有限会社甲新クレーンは、クレーン設備の専門家として、ワイヤーロープの給油が持つ役割と、正しい管理方法について解説します。

1. ワイヤーロープの給油が担う2つの重要な役割

ワイヤーロープの潤滑油は、単なる摩擦軽減以上の、構造を維持するための重要な役割を果たしています。

役割① 内部摩擦の軽減

ワイヤーロープは、細い鋼線(素線)を撚り合わせて(ストランド)作られています。クレーンの昇降や走行、シーブ(プーリー)を通過するたびに、これらの素線同士、そしてストランドと芯の間で激しい摩擦が発生しています。潤滑油は、この摩擦を軽減し、金属疲労や素線切れの発生を遅らせる役割を担っています。

役割② 外部からの錆(腐食)の防止

クレーンが設置される工場や屋外の環境は、湿度や粉塵、酸性ガスなどに晒されています。潤滑油はロープの表面を覆うことで、水や酸素が内部の鋼線に触れるのを防ぎ、錆の進行を抑制します。特に、内部の芯まで錆が進行すると、外部から見えない部分で強度が急激に低下し、破断につながるため非常に危険です。

2. 潤滑管理を怠った際に発生するリスク

給油を怠り、ロープが乾燥したり錆びたりすると、以下のような問題が発生します。

  • 早期の素線切れ: 摩擦により素線が早く摩耗し、ロープ全体が硬く、柔軟性を失います。これにより、法令に定められた交換基準(素線切れの割合)に早期に達し、交換サイクルが短くなります
  • ロープの寿命短縮: 潤滑不足による内部の強度低下は、ロープ全体の破断荷重を急激に下げます。
  • 点検精度の低下: 錆や汚れがひどいと、専門家による点検時にも、素線切れや摩耗の正確な状況を目視で確認しにくくなります

3. 正しい給油の方法と注意点

  • 専用の潤滑剤を使用: クレーン用ワイヤーロープに特化した浸透性の高い潤滑剤を使用します。一般的なグリスは、ロープの内部まで浸透せず、表面に埃を付着させる原因となるため避けるべきです。
  • 清掃後の塗布: 給油前に、ロープの表面の古い油や汚れを清掃することで、新しい潤滑油がロープの芯まで確実に浸透するようにします。
  • 過剰な塗布の回避: 潤滑剤を塗りすぎると、かえって埃や異物を吸着し、摩擦を促進したり、ドラムやシーブに油が垂れてスリップの原因になったりすることがあります。

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