天井クレーンには、操作ミスや故障時にも被害を最小限に抑えるための安全装置が多数搭載されています。その中でも、物理的な動作範囲を制限する役割を持つのが**「リミットスイッチ」**です。
リミットスイッチは、フックが上がりすぎるのを防ぐ巻上(まきあげ)リミットと、クレーンやトロリがレール端に衝突するのを防ぐ走行・横行リミットに大別されます。これらは、作業員の操作ミスによる事故や、クレーン本体の破壊を防ぐための最終防御線となります。
私たち有限会社甲新クレーンは、クレーン設備の専門家として、このリミットスイッチの適切な点検と整備が安全稼働にいかに重要であるかを解説します。
1. 巻上リミットスイッチの役割と危険性
巻上リミットスイッチは、クレーン等安全規則によって設置が義務付けられている**「巻過防止装置」**の一部を構成します。
- 役割: フックが最上部に達する前に自動で巻上げ動作を停止させ、ホイスト本体やドラムへの衝突を防ぎます。
- 機能不全の危険性: リミットスイッチが作動しないと、フックが上がり続け、ワイヤーロープが巻きすぎて切れたり、ホイストのケーシング(筐体)にフックブロックが激突してクレーン本体を破損させたりする可能性があります。
2. 走行・横行リミットスイッチの役割と危険性
- 役割: クレーン本体やトロリが、レール端に設置されたストッパー(車止め)に高速で衝突する前に、速度を落とすか、停止させます。
- 機能不全の危険性: リミットスイッチが作動しない場合、クレーンは速度を維持したままストッパーに激突し、衝撃荷重が発生します。この衝撃は、建屋の柱や梁を損傷させたり、クレーン自体を脱線させたりする原因となります。
3. リミットスイッチ点検の重要ポイント
リミットスイッチは、機構が単純な分、見落としがちな故障が多い部品です。
- 動作試験: 動作範囲を少し超える直前でスイッチが確実に作動するかを確認します。
- 機械部の確認: スイッチ本体を動作させるためのアームやカムなどの機械的な部品に、変形や摩耗がないかを確認します。
- 配線と接点の確認: スイッチ内部の電気的な接点や外部配線に、錆や断線がないかを確認します。
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