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安全なクレーン作業のために
クレーンは建設現場や工場などで重量物を運搬するのに欠かせない機械ですが、その使用には安全性が非常に重要です。クレーンの主要部分を変更する際には、労働安全衛生法に基づくクレーン等安全規則によって、所轄の労働基準監督署への変更届の提出が義務付けられています。この記事では、どのような場合にクレーンの変更届が必要になるのかを詳しく解説します。
なぜ変更届が必要なのか?
クレーンの主要部分を変更するということは、クレーンの性能や安全性に影響を与える可能性があります。変更届を提出し、必要に応じて変更検査を受けることで、変更後もクレーンが安全に稼働するかどうかを確認し、労働災害を未然に防ぐことが目的です。
どのような場合に変更届が必要?(主要部分の変更)
クレーン等安全規則第44条では、以下の部分を変更する場合に変更届が必要とされています。
- 構造部分の変更
- クレーンガーダ、ジブ、脚、塔などの主要構造部分の補修または交換。
- サドル、トロリフレームなどの変更。
- 動力部分の変更
- 原動機(モーターなど)の交換や変更。出力の変更なども含まれます。
- 制動装置の変更
- ブレーキの種類や容量の変更、または交換。
- 巻上げ機構の変更
- 巻上げ機構の交換や変更。巻上げ速度や能力の変更なども含まれます。
- ワイヤロープまたはつりチェーンの変更
- ワイヤロープやチェーンの材質、太さ、長さなどの変更。
- つり具の変更
- フック、クラブバケットなどのつり具の交換や変更。
手続きの流れ
- 変更内容の確認: 変更する箇所が主要部分に該当するかどうかを確認します。判断に迷う場合は、事前に所轄の労働基準監督署に相談することをお勧めします。
- 変更届の作成: 変更届を作成し、必要書類(変更内容を説明する図面や資料など)を添付します。判断に迷う場合は、事前に所轄の労働基準監督署に相談することをお勧めします。
- 所轄労働基準監督署への提出: 変更届を所轄の労働基準監督署に提出します。提出期限は、変更を行う30日前までです。
- 変更検査の受検(必要な場合): 変更検査が必要な場合は、検査を受けます。
まとめ
クレーンの主要部分を変更する場合は、安全性を確保するために変更届の提出と変更検査が必要となる場合があります。変更内容によっては届け出が不要な場合もありますが、判断に迷う場合は、事前に所轄の労働基準監督署に相談するようにしましょう。適切な手続きを行うことで、安全なクレーン作業を実現し、労働災害を防止することができます。
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補足事項
- 本記事は一般的な情報提供を目的としており、具体的な検査内容や手続きは、クレーンの種類、設置状況、所轄労働基準監督署によって異なる場合があります。
- 詳細は、最寄りの労働基準監督署にお問い合わせください。
- クレーン等安全規則などの関連法令も併せて参照することをお勧めします。
この記事が、クレーンの変更届に関する理解を深める一助となれば幸いです。安全第一で作業を行いましょう。

